知っておきたい新築住宅のお金事情!利用できる補助金や見落としがちな光熱費について解説
住宅の購入は、一生に一度と言われている大きな買い物。労力やお金をかける分、快適に暮らせる住まいにしたいですよね。今回は知って得する新築住宅の補助金や、月々の光熱費を削減できる家づくりのポイントについて解説します。「家づくりについていろいろ相談したい!」という人は、頼れる地域の住宅会社や「関西電力」へ気軽に問い合わせを。
目次
補助金を活用して理想の家づくり!
マイホームは大きな買い物。補助金などの制度を有効活用して、賢く家づくりを進めましょう。
1.こどもみらい住宅支援事業
子育て世代や若者夫婦世帯(※)が高い省エネ性能の住宅を取得する際、その性能に応じて60~100万円が支給される制度です。「省エネ住宅にするための購入費用が高くなるのでは?」と思う人も多いかもしれませんが、毎月支払う光熱費も長い年月で見れば、相当な金額に。マイホームは建てるだけでなく、建てた後のことも含めたトータルコストで考えましょう。
※・子育て世帯:18歳未満の子どもがいる世帯
・若者夫婦世帯:夫婦のいずれかが39歳以下の世帯
(いずれも2021年4月1日時点の年齢)
「こどもみらい住宅支援事業」をくわしく解説した動画やホームページもあるので、ぜひチェックして。
2.地方自治体の補助金制度
加古川市 「結婚新生活支援補助金」 |
新婚世帯が加古川市に定住する際の新居の購入に対して、補助金が交付される制度。条件を満たせば最大30万円の補助を受けることが可能。 ➡︎詳細はこちら(加古川市公式HP) |
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相生市 「住宅取得奨励金交付事業」 |
市内に定住するため、住宅を新築か購入した人(中古住宅は不可)を対象に25万円を支給。住宅を取得した日か住民票を移してから半年以内に申請が必要。 ➡︎詳細はこちら(相生市公式HP内) |
たつの市 1) 転入者住宅取得奨励金 2) 若者住宅取得奨励金 |
1)市外に住んでいる人が、市内に定住を目的として家を購入した場合、3年間で50万円の奨励金を受け取ることが可能。
2)市内に在住の40歳以下の夫婦(どちらかが40歳以下であれば可)が、市内に定住することを目的として住宅を取得した場合、30万円を交付する制度。 |
そのほかの地方自治体の補助金情報は下記からチェック!
https://tanosumu.jp/hint/4997/
3.ほかにも利用できるさまざまな制度
このほかにも、以下のような補助金や制度があります。活用して家づくりを進めてみては。
MEMO
・住宅ローン減税
・ZEH関連の補助金
・グリーン住宅ポイント制度
・住宅取得等資金にかかわる贈与税の非課税措置
家づくりに関する補助金は、住宅の性能や契約した期間などによって条件が変わることも。事前にしっかり調べた上で家づくりをスタートしましょう。
まずは地域の住宅会社に相談しよう
とはいえ、これらの補助金を全て自分で調べて活用するのはかなり大変。地域の住宅会社の中には、間取りや資金計画など家づくりに関する質問はもちろん、補助金の活用方法の相談を受け付けている場合もあります。困った時はぜひ相談してみましょう。
また、以下の住宅会社は、6月にアクリエ姫路で開催される「住まいづくりフェア」にも出展を予定しています。ぜひ今後の参考に、フェアへ足を運んでみては。
➡︎家づくりや補助金の相談ができる住宅会社一覧はこちら
ZEHで月々の光熱費を意識した家づくり!
補助金を活用して家を建てるほかにも、家自体を省エネにして光熱費の負担を減らすことも大事です。光熱費も削減できる「ZEH」について、エネルギーのプロ「関西電力」の担当者に話を聞いてみました。
1.ZEHとは
ZEHは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの通称。“断熱・省エネ・創エネ”を軸に、使うエネルギーと太陽光発電で創るエネルギーを差し引きして、家庭のエネルギー消費をおおむねゼロにする住宅のことです。
初期コストはかかりますが、エネルギー消費量を抑えられるので、月々の光熱費削減につながります。ZEHについて詳しく紹介した下記の動画も要チェックです。
2.ZEHにするのは難しい?
「ZEHはハードルが高そう」「大がかりな設備が複数必要になりそう」と思う人も多いはず。意外にも、省エネ給湯機「エコキュート」と太陽光発電を組み合わせるなどの条件をそろえれば、ZEHは実現可能です。
例えば「エコキュート」を設置すると、ZEHの要件の1つである「再生可能エネルギーを除いて、基準一次エネルギー消費量から20%以上の一次エネルギー消費量を削減する」という基準を達成することができます。
さらに、一定の容量の太陽光発電を設置すれば、断熱性の高い窓や省エネ設備などを追加しなくても、ZEHを実現できます。オール電化×ZEH住宅のメリットや補助金制度等について解説した動画もあるので、視聴して理解を深めてみては。
3.どのくらい光熱費が節約できるの?
「省エネ性能の高い住まいにするためには、結局費用が高くなってしまうのでは?」という疑問が浮かぶ人もいるはず。もちろんある程度のコストはかかりますが、その分月々の光熱費を抑えることが可能。また、ZEHだからこそ活用できる「こどもみらい住宅支援事業」などの補助金や制度もあります。
「どのくらい光熱費が抑えられるのか知りたい」「光熱費以外の暮らしの悩みについても相談したい」という人は「関西電力」へ気軽に相談を。
➡︎問い合わせフォームはこちら
ちなみに、「エコキュート」を設置すると「関西電力」のお得なメニュー「はぴeタイムR」に加入することも可能。IHクッキングヒーターを設置すると電化割引も適用され、さらに電気料金がお得になります。毎月の電気料金に応じてポイントが貯まる制度もあるので、気になったらこちらも相談してみては。
➡︎はぴeタイムRについてはこちら(関西電力公式HP内)
【まとめ】補助金の活用と光熱費の削減で理想のマイホームを
夢のマイホームづくりは何度もできるものではありません。また、家づくりに関する補助金は都度更新され、条件や補助金額も変動しています。難しくて自分で調べ切れない部分は住宅会社に相談して、楽しみながら住まいづくりに取り組めると良いですね。
また、家は建てて終わりではありません。月々のコストを見直して、金銭面でも無理なく快適な生活を実現したいものです。光熱費やオール電化はもちろん、暮らしに関する悩みは「関西電力」で相談できるので、下記フォームから気軽に問い合わせを。
➡︎問い合わせフォームはこちら
取材協力:関西電力株式会社 姫路リビング営業本部
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内容は2022年1月31日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。