地鎮祭とは?費用や準備の流れ、服装など、知っておきたいポイントを解説!
家を建てる工事の前に行われる「地鎮祭」。何のための儀式で、どんな準備が必要なのかよく分からないという人も多いのでは?費用や当日の服装など、地鎮祭の疑問を解消していきましょう。
目次
- こだわりポイント
- 【まとめ】第二のリビングが家族をつなげる素敵
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アジアン雑貨店「チェカチェカ」
姫路市飾磨区にあるアジアン雑貨店「チェカチェカ」。東南アジアの雑貨や家具、衣料品など、幅広いアイテムを取り扱っています。
店内に入ると「チェカチェカ」の守護神の神鳥“ガルーダ”がお出迎え。神々しい置き物は、眺めているだけでも心が洗われそう。
広い店内にはさまざまなアイテムが棚に陳列されているだけでなく、壁に飾ったり天井からつるしたりして、あらゆる場所に並べられています。家具や雑貨はバリとタイ、布雑貨はインドを中心にオーナーが買い付け。職人が1つずつ手仕事で作ったものは“温かみのある味わい深さ”がある反面、クオリティーの差が顕著なんだそう。アジアン雑貨を扱い続けて20年のオーナーが、年に数回現地に出向き、品質をチェックして、オーナーの基準をクリアしたものだけを買い付けるなど“品質の高さ”にもこだわっています。
オリジナル家具はデザインのオーダーもOK
『バリ・カウチソファー』198,000円
ソファーやダイニングテーブルセット、チェストなど大型家具も豊富。中でもオリジナルの“ウォーターヒヤシンスシリーズ”が人気です。世界中で高級素材として親しまれているウォーターヒヤシンスを編み込んでいるので水や汚れに強いことと、リゾート感あふれるデザインが自慢。オリジナル家具は、サイズやデザインの変更も可能なので、部屋の大きさや暮らしのスタイルに合った理想の家具を作ってもらえます。
※新型コロナウイルスの影響で2021年6月現在はオーダーストップ
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地鎮祭は何のための儀式?
これから新しい家を建てる土地で、儀式が行われているのを目にしたことはありませんか。敷地の中央に青竹を立て、しめ縄で囲んだ祭場で行うこの神事。「地鎮祭」という儀式で、新築工事前にその土地の神様に工事の安全と家の繁栄を祈願します。参加するのは、建築主とその家族のほかに、施工業者や工事関係者など。古くから風習として広く行われています。
地鎮祭の準備をしよう!
地鎮祭を行うにあたって、どんな準備が必要になるのかを見ていきましょう。
1.日程を決める
地鎮祭は縁起の良い日に行われるのが一般的。ただし、冠婚葬祭の日取りなどで参考にする六曜(先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口)だけでなく、十二直(建・除・満・平・定・執・破・危・成・納・開・閉)や三隣亡という暦も考慮して日程を決めることが多いです。
- 建築における吉日…大安・先勝・友引・建・万・平・成・開
- 建築における凶日…仏滅・破・危・閉・三隣亡
地鎮祭では、神主や施工業者などとのスケジュール調整が必要になるので、希望日がある場合は早めに段取りを。
2.予約をする
宗教の違いなどにより形式は異なりますが、地鎮祭の多くは神式で行われます。神式の場合は、その土地の氏神様を祭る神社への予約が必要。基本的には、ハウスメーカーや工務店が予約をしてくれます。
仏教式やキリスト教式で実施することも可能なので、神式以外を希望する場合は、施工業者などに詳細を確認しましょう。
3.儀式に必要なものを用意する
地鎮祭を行うにあたって、建築主は初穂料(玉串料)を用意します。初穂料(玉串料)とは、神事を執り行う際に神前に捧げるお金のこと。のし袋に「御初穂料」と書いて納めるのが一般的です。
お供え物や祭壇の設営に必要な資材は、施工業者が手配する場合が多いですが、建築主が用意を任されることもあるので事前に確認しておきましょう。
4.当日の儀式の流れ
地鎮祭は地域により多少の違いはあるものの、基本的な儀式の流れは同じ。大きく分けて3つの儀式を行います。
- 祓いの儀式…参加者の身を祓い清める
- 起工の儀式…神様に工事開始を奉告(ほうこく)する
- 供物の儀式…神様にお供え物を捧げる
具体的には以下の手順で進行していきます。
修祓(しゅばつ)の儀・降神(こうしん)の儀 | 身を祓い清める |
---|---|
献饌(けんせん)の儀 | 盛り土にお神酒をかけて清める |
祝詞奏上(のりとそうじょう) | 神主が祝詞(のりと)を奏上 |
刈初め(かりぞめ)の儀 | 設計者が盛り土に鎌を入れる所作を行う |
穿初め(うがちぞめ)の儀 | 建築主が鍬(くわ)で盛り土を掘る所作を行った後、工事責任者が鋤(すき)で盛り土をすくう所作を行う |
玉串奉奠(たまぐしほうてん) | 建築主が玉串を神前に捧げ、二拝二拍手一拝をして戻る。建築主、建築主の家族、設計者、工事責任者の順に行う |
撤饌(てっせん) | 神主がお神酒にふたをして祝詞を奏上 |
神酒拝戴(しんしゅはいたい) | お神酒を飲む |
気になる費用は?
地鎮祭にかかる費用は地域によって違いはありますが、相場は以下のとおり。
初穂料(玉串料) | 3~5万円 |
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祭場設営資材レンタル料 | 3~5万円 |
お供え物代金 | 1万円 |
祭場設営資材のレンタル料やお供え物代金は、建築費用に含まれていることもあります。
このほか、近隣住民にあいさつ回りをするときに持参する粗品代金も必要。また、慣例により異なりますが、神主の車代や施工業者への謝礼なども渡す場合があります。
トータルで10~15万円と考えておけば良いでしょう。
当日はどんな服装が良い?
参加する際の服装は特に決まりはありませんが、スーツ(学生の場合は学生服)などのフォーマルな服装が好ましいでしょう。
最近では普段着で参加する人も増えてきています。派手な格好や露出が多いものは避け、清潔感のある服装を選んで。
ご近所へのあいさつ回りも忘れずに
地鎮祭が終わると、いよいよ建築工事がスタート。近隣住民には、騒音や工事車両の出入りで迷惑をかけることもあるので、あいさつをしておきましょう。施工業者や建築業者に建築主が同行するパターンと業者だけで行うパターンがあるので、事前に確認を。
あいさつの際には、粗品を持参します。定番はタオルや洗剤、お菓子など、1,000円程度のものが一般的です。
感染症対策として非対面で行うケースも想定しておくと良いかも。あいさつはインターホンやドア越しにしたり、手紙を投函したりして済ませ、粗品はドアノブに掛けます。気持ちよくあいさつができるよう、心配りを忘れないようにしましょう。
【まとめ】地鎮祭を実施して安心安全な未来を願う
地鎮祭は必ず実施しなければいけないというわけではありません。最近では地鎮祭をしない人や簡略して行う人も増えているよう。しかし、地鎮祭は工事関係者と顔を合わせる貴重な機会。これを機に良好な関係を築いておくのも良いかもしれませんね。
これから末永く暮らしていく土地で、安心安全な未来を願う地鎮祭。人生で家を建てる時にしか経験することのないイベントでもあるので、伝統にのっとり実施を検討してみて。
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『バリ・応接セット』217,800円
丸みを帯びたフォルムがかわいらしい『応接セット』も人気。リビングやダイニング、ベランダなど、どんな空間にもなじむナチュラルな色合い。身体を包み込むようなデザインで、自宅の中でも極上の癒やしのひとときが過ごせそうですね。
1つあるだけでオシャレなランプ
玄関やトイレ、部屋の小脇など、ちょっとしたスペースに華を添えるオシャレな照明やランプも。アーティスティックなデザインが好みならバリのものを、シックが好みならタイのバンブー素材のものをチョイスして。
小さいものなら3,800円~、天井に吊るすタイプも5,000円~12,000円と比較的リーズナブル。日本ではあまり見かけないようなものもきっと見つかります。
『バリ・シェルランプ』48,000円
オンリーワンを求めるなら世界にひとつだけの『バリ・シェルランプ』がイチオシ。バリの職人が貝殻を1枚ずつ銅でふち取り加工をし、花びらを重ねるように立体的に組み立てた1点ものです。入荷するたびに色が変わるので、気に入った色が店頭に飾られていたら、早めにゲットして!
大小さまざまな石像が人気!
バリ風インテリアに欠かせない手彫りの石像も豊富に取りそろえています。一番人気はヒンドゥー教の神“ガネーシャ”。そのほか、カエルや厄除けのラクササなども。同じ種類の石像でも少しずつ表情が違うので、自分のお気に入りを探してみて。
ガーデンやエクステリア、玄関のエントランスにふさわしい大きめサイズもオーダーできます。
モザイクミラーや絵画で壁面にアジアンアートを
壁面インテリアで人気なのが「モザイク柄のミラー」。四角や丸といった形、柄、大きさが違ういろいろなタイプを用意しています。石膏(せっこう)に、色付けしたミラーの破片を埋め込み、花や鳥をモザイク柄で表現した技巧が光るミラーです。浴室や洗面所、トイレの壁に飾る人が多いそう。
『プルメリア・2枚組』35,200円
花鳥風月を描いた美しい絵画パネルも人気。中でも『プルメリア』が一番人気。東南アジアやハワイなどの熱帯地域では定番の花です。飾るだけで、異国情緒あふれる空間に様変わりします。
暮らしに添えたいバンブーやラタンの雑貨
『ガラスベース』L 10,780円、M 7,920円、S 4,180円
透き通る淡いブルーグリーンの『ガラスベース』は、キャンドルやアーティフィシャルフラワーなどをオシャレに飾るためのマストアイテム。天然の流木の形に合うよう、1つずつバリの職人が手作り。ガラスに入った大小さまざまな気泡もガラスベースの形も、同じものはふたつとない1点ものです。
ランドリーバスケットやちょっとした収納に使える籠(かご)もずらり。ラタンやバンブーなどの天然素材を使用しているので丈夫さも自慢です。
「リゾートに来たかのようなリラックス感あふれる空間で食事を楽しみたい」という人は、バリやタイのテーブルウェアを暮らしに取り入れてみて。ランチョンマットや器、箸などもバリエーション豊かで、現代の暮らしにマッチするモダンなものばかり。アジアン柄のテーブルクロスをかけるだけで、リゾート感が一気にアップ!
ベッドカバーやのれんに使えるような大きなクロスなど、さまざまなカラーや柄が楽しめる布も。天然染料でプリントされた色鮮やかな布をいつもの空間に取り入れるだけで、空間が華やぎそうですね。布はインテリアにも雑貨にも、いろんな使い道があるのだそう。使い方は、直接オーナーからレクチャーしてもらえますよ。
「チェカチェカ」で見つけたモダンなアジアンアイテムを、いつもの空間にさりげなく取り入れて、リゾート感あふれる部屋にイメージチェンジしてみては。
■ 店舗情報
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こだわりポイント
1.グランピングも楽しめるスカイバルコニー
近隣の視線を気にすることなく、空の下で優雅にプライベートな時間を過ごせるスカイバルコニー。天気の良い日はベンチで家族全員でくつろいだり、テーブルで読書や食事を楽しんだり使い方は無限大。ドッグランやガーデンなどアウトドアライフを楽しめる特別な空間です。
2.カフェ風のオシャレなキッチン
家具や家電のレイアウト、壁紙の色や棚の高さなど、奥さんのこだわりが細かい部分までたくさん詰まったキッチン。動線を確保するためL字型を採用しました。造作カウンターを作ることで機能面と収納面を確保しているのもこだわりの一つ。
パイン材と白いタイルを組み合わせた、ヴィンテージ感溢れるキッチンは、白いタイルの素朴さとパイン材の温かい色味がマッチし、カフェ風のおしゃれな見た目に。白いタイルは見た目の良さだけでなく、汚れもさっと拭くだけで落ちるので、掃除が楽という機能面にも優れているんだとか。
3.明るい陽が差し込む吹き抜けスキップフロア
光と風がふりそそぐ開放的な吹き抜けのスキップフロア。家の中心であるこの場所に、あえてコワーキングスペースと第二のリビングを作ることで、“家族との時間”と“自分の時間”どちらも充実させることが可能になったそう。吹き抜けからLDKの様子も一目で見渡せ、見晴らしも抜群です。
4.木とモザイクタイルがアクセントの洗面所
ヴィンテージ感ある家の雰囲気に合わせて、ダークな色味で統一したおしゃれな洗面所。カウンター部分にはモルタル、壁面にはモザイクタイルを使い、ちょっぴりハンサムな雰囲気に仕上げています。
5.趣味を楽しめるアウトサイドストッカー
ご主人の趣味であるバイクやDIYの工具もしっかり収納できる自慢のアウトサイドストッカー。ここにも、外からだけでなく玄関内部からも出入りが出来るように動線の工夫が。大型バイクが優に一台置けるほどのゆったりとした広さで、趣味も一層楽しくなるはず。
【まとめ】第二のリビングが家族をつなげる素敵な住まい
木やタイルをミックスして作り上げた、かっこいいヴィンテージ風のKさん邸。家族と過ごせる空間と、家族一人一人が自分だけの時間を満喫できるプライベートな空間のどちらも大切にした、こだわり溢れる住宅です。スキップフロアに「第二のリビング」を作ることで、家族の気配を身近に感じられ、つながりも強くなりそうですね。
内容は2021年6月11日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。