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無垢材で建てた家に住みたい!メリットや特徴、集成材との違いを解説

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近年は健やかな暮らしを求める人や、環境に配慮した家を望む人が増え、自然素材へのニーズが高まっています。なかでも注目を集めているのが無垢材。その魅力についてひも解いてみました。

目次

無垢材ってどんな素材?

無垢材とは、山や林などから伐採した自然木を、乾燥させて製材したものです。木造住宅の建築では、柱、梁(はり)、床、天井などに使用されるほか、棚やカウンターといった造作家具にも用いられています。

樹種によって風合いや強度が異なり、昔からそれぞれの個性を適材適所に生かした住まいづくりが行われてきました。なかでも、柔らかな肌触りのスギや耐朽性のあるヒノキは、神社仏閣といった歴史的建造物の建築に多く使われ、現在の住宅建築においても柱や梁、床などに重宝されています。また近年は、コストパフォーマンスに優れたナラが人気。木目の美しさに加え、高い強度と耐久性を併せ持ち、床や造作家具などに使用されています。

無垢材と集成材の違いとは?

無垢材と同様に、構造材や内装材としてよく使われるのが集成材です。集成材とは、乾燥させた小さな木材を接着剤で接合したもの。大量生産ができ、加工しやすく、品質が安定していることから、日本家屋の建築に使用されるようになりました。

けれども、無垢材に比べて耐用年数が短いとも言われているので、メリット・デメリットを理解した上で慎重に選ぶことが大切です。

家づくりに無垢材を使うメリットは?

1.調湿作用があり、快適に過ごせる

無垢材の特長として、まず挙げられるのは調湿作用です。湿度が高い時は水分を吸収し、乾燥時には溜め込んだ水分を放出する自然木の性質により、室内環境を快適に保ちます。多湿な日本の気候には最適な建材であり、無垢材の家は暮らしの質を高めてくれます。特にその効果を実感できるのが梅雨のシーズン。部屋の湿度を下げ、床や壁のベタつきを軽減し、ダニやカビの発生を防ぐ効果も期待できます。

2.自然木特有の風合いが楽しめる

素材ごとに木目の模様や色、節の場所などに違いがあり、豊かな表情を持っているのが無垢材の魅力。樹種のバリエーションも豊富で、用途や好みに合わせて選ぶことができます。自然の中で育まれた木肌の美しさが暮らしに彩りを添えてくれます。

3.リラックス効果が期待できる

無垢材の香りにはフィトンチッドと呼ばれる成分が含まれており、リラックス効果が期待できると言われています。特にマツやヒノキなどの針葉樹はフィトンチッドの発散量が多く、家中が木の香りに包まれ、まるで森林浴をしているかのような清々しい気分が味わえます。

4.時が経つほどに味わいを増す

使い込むことで生じるキズや日焼け、シミなどは、月日を重ねるとあめ色に変化してツヤを増し、無垢材の味わいを深めます。わずかな汚れやキズであれば、業者に頼まず自分でメンテナンスすることも可能で、修繕費が抑えられるのもうれしいところ。手間をかけるほど、マイホームへの愛着も増していきます。

調湿作用で膨張と収縮を繰り返すことにより生じる反りや割れに関しては、プロに補修を任せるのがベスト。アフターサービスが整った住宅会社や工務店を選ぶと安心できます。

5.木肌の柔らかさや温もりが心地良い

無垢材は素肌に優しく、夏はサラリとした質感を保ち、冬は自然木特有の温もりを実感することができます。無垢材を用いた床は、冬場の厳しい底冷えを軽減。年中裸足で過ごしたくなるほどの心地良さがあります。

【まとめ】無垢材の特色を熟知した業者に依頼しよう

快適な住空間を提供してくれる無垢材。その魅力を最大限に引き出し、住まいづくりに反映させるためには、経験豊富な家づくりのパートナーを見つけることが大事です。播磨地域には、国産木や県産木を使った住宅建築を得意とする住宅会社や工務店があります。信頼できる業者に依頼し、子や孫へと住み継がれる一邸を完成させてください。

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内容は2022年3月28日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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