キノエデザイン
建築家の提案力でコンパクトな生活と趣味を楽しむ暮らしが共存した住まい(O様邸)
家づくりをスタートする前は賃貸で暮らしていたOさん一家。階段の上り下りがなく、生活のほとんどが1階で完結できるような暮らしを希望されていたそう。加えて“せっかくマイホームを建てるなら”と、賃貸では確保が難しいことも多い書斎や趣味のスペース、子ども部屋を作ることを目標に、住まいづくりが始まりました。果たして2つの希望を建築家はどのようにかなえたのでしょうか?
Profile
- 建物種別
- 新築戸建て
- 家族構成
- 夫婦、子ども2人を想定
- 延床面積
- 119.66㎡
- 敷地面積
- 182.09㎡
- 構造・工法
- ハイパーモノコック工法
- 施工年月
- 2021年9月
- 施工会社
- キノエデザイン
目次
こだわりポイント
1.ガルバリウム鋼板×木材がかっこいい外観
平屋住宅であれば生活が1階で完結するので、Oさん一家の希望に沿った家が完成しますが、子ども部屋や書斎に十分なスペースを取るのは難しい……そこで建築家が提案したのが、“半平屋住宅”。2階部分が1階の半分から3分の1のスペースに抑えられた、小規模な2階部分を持つ家のことを差します。
外観はブラックのガルバリウム鋼板で格好よく。インダストリアルな雰囲気をまとっています。
玄関部分は木材を全面に使ったデザインに。2種類の木目がマッチすることで、外観全体のアクセントになっています。
玄関土間には縦長窓から自然光が差し込み、明るい雰囲気に。普段履きの靴を並べたり、ベビーカーを畳んで収納することができるスペースがあり、外出時や帰宅時もスムーズです。
2.スペースを有効活用したリビング
家族が集うリビングスペースには、壁一面に棚を造作。新たに家具を置く必要がないので、インテリアコーディネートに統一感が生まれ、ゆとりのあるスペースを確保することができます。
リビングにはテラスにつながる大きな窓を設置。日の光に包まれる居心地の良いリビングを演出してくれます。
造作棚の裏側にはちょっとしたスタディースペースを。かわいらしい色味のクロスを張り、リビングとは異なる雰囲気になっています。読書をしたり、パソコンを使って作業をしたり、子どもが宿題に取り組んだりと、さまざまな用途で活用できます。
3.家事ラクなキッチンと子育てに活躍するスキップフロア
キッチンとダイニングはシックなブラックを選択。ダイニングテーブルへとスムーズに配膳できる動線が魅力です。
キッチンの向かい側には、小上がりの畳スペースを配置。子どもの昼寝を見守りながら家事ができて、パパ・ママも安心です。琉球畳でスタイリッシュに仕上げることで、リビング・ダイニングともなじむ空間に。畳の下や壁に大容量の収納スペースが設けてあるので、おもちゃや子育てグッズをしまうことができます。
4.憧れの書斎は隠しスペースに
2階の階段を上がった先に広がるスペースにアップライトピアノを配置。奥の壁は左端が扉になっています。
扉を開けると隠しスペースへ!床から天井まで扉になったハイドアなので、扉と壁がより一体化して、隠れ家感が増しています。
中は完全にプライベート空間。書斎や趣味のスペースとして、思う存分没頭することができます。
5.遊び心をプラスした空間づくり
1階で暮らしを完結させたいというOさん一家の希望をかなえるべく、寝室も1階に配置。ユニークな柄のアクセントクロスを採用し、遊び心もプラス。
トイレは柔らかなイエローのクロスと、珍しい柄の入った床材をチョイス。スタイリッシュな外観やリビング、キッチンとは印象の異なる、ポップで明るい仕上がりになっています。
【まとめ】建築家の提案力で理想の住まいを実現
“半平屋住宅”を採用することで、Oさん夫婦の「1階で生活を完結させたい」「書斎や趣味のスペースも作りたい」という希望をかなえた「キノエデザイン」の家づくり。スペースを上手に活用することで、スタディースペースや子育てにも役立つ空間が生まれました。施主の想いをくみ取った住まいを提案できるのは、同社の建築家のなせる業です。気になったらぜひ問い合わせて、モデルハウスを見学してみて。
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