誰もが住みたい街姫路市！家を建てるなら押さえておきたいポイント

姫路市は自然に囲まれた温暖な地域

姫路市は兵庫県の南西部に位置し、瀬戸内海に浮かぶ40余りの島々を内包する中核都市です。2006年に家島町など近隣4町と合併し、市域面積を拡大。現在は534.35km2で、県4位の広さとなっています。

四季を通して気候は温暖で、雪はめったに降りません。恵まれた地形から台風などの自然災害に見舞われることも比較的少ない地域です。市の北部には豊かな森林や田園風景が広がり、海や川も暮らしに身近。自然に抱かれた心安らぐ環境が魅力です。

近畿の「住みたい街」として人気上昇中！

姫路市の人口は推計52万2711人(2023年6月1日現在)で、神戸市に次いで兵庫県で2番目に居住者が多い地域です。近年、関西を代表する観光地として注目を浴びる中で都市開発が進められ、暮らしやすさがぐんとアップ。あるアンケート調査では、近畿圏の住みたい街で2位にランクインするほど人気が高まっています。

姫路市では、東京圏からの移住を伴う就業・起業者に対し最大100万円を支給する移住支援金制度もあるので、条件に当てはまる場合はうまく活用してみては。

街の発展を支えるのは「観光」と「ものづくり」

姫路市のランドマークといえば世界文化遺産・国宝姫路城です。年に一度の「姫路お城まつり」をはじめシーズンごとのイベントが人々を楽しませ、2019年度はのべ930万人弱の観光客が訪れました。

また、毎年行われている白浜・松原八幡神社の秋季例大祭「灘のけんか祭り」は、地元で長く愛されている行事。大きな神輿(みこし)をぶつけ合う勇壮さが多くの人を魅了しています。
産業は製造業が発展。鉄鋼、化学、電気機械を中心としたものづくりが盛んで、姫路に本社を構える大企業もあります。革製品やマッチの製造、地酒づくりなども古くから活発に行われ、地域産業を支えています。

交通手段は電車、車、バスと選択肢が多い

■ 姫路から大阪までのアクセス

市の中心部から各地域に向けて多くの路線バスが走り、市民の重要な足となっていますが、最も一般的な移動手段は車です。中国自動車道や山陽自動車道などの高速道路が整備され、県北部や大阪方面、広島方面へのアクセスは良好です。

電車での移動も非常に便利。山陽電鉄は始発駅であり、新快速が発着するJRを使えば、乗り換えなしに神戸・三宮まで40分弱、大阪までは約1時間と通勤圏内。新幹線も停まり、県外へ気軽に足を延ばせます。

また、関西国際空港や伊丹空港ともリムジンバスでつながり、遠方への出張や旅行もスムーズです。

教育環境や遊べる場所が整い、育児をサポート

保育園や子ども園、幼稚園、小・中学校は地域に点在。商業高校や工業高校、兵庫県立大学姫路工学キャンパスや姫路獨協大学、専門学校、教育に力を注ぐ小中一貫校もあり、進路を決める際は選択の幅が広がるでしょう。

地域に子どもたちが安心して遊べる公園も多く、15カ所ある図書館や児童施設、公民館などでは季節ごとに子ども向けイベントも開催され、親子で楽しむことができます。子育ての悩みや不安は、市内に5カ所ある子育て世代包括支援センターがサポート。2023年4月には新たに、こどもの未来健康支援センター「みらいえ」がオープンし、保健師・助産師・管理栄養士・歯科衛生士・保育士・精神保健福祉相談員などのスタッフに相談ができるなど、育児に専念しやすい環境が整っています。

スーパーや病院など暮らしに必要な施設が充実

駅前には「山陽百貨店」や若者に人気のショップが集結する商業施設「ピオレ姫路」が建つほか、家族で楽しめる大型ショッピングモールが郊外に数カ所あり、休日はたくさんの人でにぎわいます。スーパーやコンビニ、ドラッグストア、銀行、郵便局の数も多く、ゆとりのある駐車場が完備されているところがほとんど。車で訪れることができて便利です。

医療施設は中・西播磨圏の中核病院である姫路赤十字病院から小児科、専門医のクリニックまで多数あり、日々の健康管理や万が一の時も安心。2022年には市の中心部に兵庫県立はりま姫路総合医療センターもオープンし、高度先進医療を受けることができます。

【まとめ】姫路は暮らしやすさの好条件がそろう街

姫路は自然に囲まれた穏やかな気候で交通アクセスが良く、生活環境にも恵まれた家を建てるには最適な都市です。けれども、地域によっては利便性に大きな違いがあります。ライフスタイルや将来設計を踏まえた上で、適した地を慎重に見極めましょう。

【関連記事はこちら】