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誰もが住みやすいまちへと進化中の高砂市!家を建てるなら押さえておきたいポイント

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家を建てる前に知っておきたいのが、暮らすまちの住み心地。「交通の便は良い?」「生活環境は整っている?」「子育てはしやすそう?」など、気になることはたくさんありますよね。今回は、世阿弥が生んだ 謡曲「高砂」のゆかりの地として知られる高砂市に注目します。

目次

日本のものづくりを支えるまち

姫路市と加古川市の間に位置し、8万7748人(2023年6月末時点)が暮らす高砂市。南部は播磨灘に面し、県最大の河川である加古川の河口にも隣接していることから、古くから商港としての役割を果たし、播磨地域の経済活性を支えてきました

大阪や神戸などの大都市圏に近く、用水に恵まれた地の利に加え、戦後は海岸線の埋め立てによる工場用地の造成、道路や港湾の整備が進み、重化学工業都市へと成長。キッコーマン、神戸製鋼、三菱重工業など日本を代表するさまざまな大手企業が進出し、播磨臨海工業地帯の中核として日本の製造業の発展に貢献しています

自然と親しめる遊び場や名所が充実

市の北部には播磨アルプスとも呼ばれる高御位山(たかみくらやま)の稜線が伸び、手付かずの自然が多く残っています。豊かな自然環境を生かし、日本の白砂青松100選に選ばれた釣りや水遊びなどが楽しめる高砂海浜公園や、アスレチック遊具やバーベキューサイトが広がる市ノ池公園などが整備され、親子で楽しめるスポットが充実しています

また高砂市は、古代には大王の石棺、最近では国会議事堂などで使用された竜山石(たつやまいし)の産地です。市内には巨大な竜山石「石の宝殿」を御神体とする生石神社があり、地域を代表する名所の1つになっています。水面に浮かんでいるかのように見える御神体は「浮石」とも言われ、誰がいつ何のために作ったのかはいまだベールに包まれたまま。神秘に満ちたパワースポットとして人々の関心を集めています。

都市部への移動に便利な交通アクセス

市民の多くは主な移動手段として車を利用。神戸方面へは加古川バイパスを、岡山方面へは姫路パイパスを経由するとスムーズです。また、JRと山陽電鉄が乗り入れており、都市部への電車移動も便利な地域です。例えばJR曽根駅から乗車した場合、姫路まで10分、神戸まで35分、大阪へは1時間で到着し、毎日の通勤・通学、買い物やレジャーにも不便はありません。市内の主要エリアではコミュニティーバス「じょうとんバス」も走り、市民の気軽な足として活用されています。

水道料金が安く、落ち着いた環境も魅力

市内には日本遺産に認定された「工楽松右衛門(くらくまつえもん)旧宅」などの町屋や社寺仏閣が残り、ノスタルジックで落ち着いた町並みを形成しています。スーパーや病院、公共施設などの生活インフラは中心部にまとまり、年齢を重ねても生活しやすいまちのコンパクトさも魅力。水資源が豊かで水道料金の安さは全国トップクラスであることも暮らしやすさにつながっています。

0歳から中学生まで安心の子育て環境を提供

近年は特に働く子育て世代を応援する環境づくりにも取り組んでいます。就学前教育・保育施設の充実化を図り、待機児童ゼロを継続中。また、延長保育や一時預かり、学童保育所が整備されていたり、子どもが病気の時は保護者に代わって保育士や看護師が世話をしてくれる病児保育が利用できることも、共働き家庭にとってうれしいポイントです。

加えて、子育てにかかる費用の負担軽減にも努めています。3〜5歳児の保育料を無料とし、保育料については第2子を半額、第3子を無料化(所得・年齢要件あり)中学3年生までは所得制限なしに医療費の完全無料化も実現しています。

教育環境の整備にも力を注ぎ、公立の全小中学校で小中一貫教育を導入し、ICT教育を推進。2020年から全ての中学校で給食も提供しています。

【まとめ】高砂市はより住みやすく進化を続けるまち

祭りなどの地域行事が盛んに行われ、昔ながらの温かなコミュニティーが今も育まれている高砂市。新しく移り住む人もおおらかに受け入れてくれる人情味にあふれた地域です。また、現代のライフスタイルに合ったまちへと成長を続けており、居住地としての魅力がますます高まっていくと期待されています。高砂市で心満たされる暮らしを描いてみませんか。

MEMO

【参考資料】
高砂市ホームページ ➡︎HPはこちら
高砂市観光交流ビューロー ➡︎HPはこちら

内容は2023年7月21日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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